国土交通省は11月11日、第43回「エコレールマーク運営・審査委員会」(委員長 苦瀬博仁 東京海洋大学名誉教授)で、エコレールマークの取組企業として4社、認定商品として5件、協賛企業として3社を新たに認定することが決定されたと発表した。
エコレールマーク制度は、地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品又は企業に対して、「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。「エコレールマーク」の表示された商品等を通じて、流通過程において企業が地球環境問題に貢献していることを消費者に意識してもらい、企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としている。
新規エコレールマーク取組企業4社は、信越ポリマー、岩塚製菓、FDK鷲津工場、中越パルプ工業。
新規エコレールマーク認定商品5件は、ポリマラップ(信越ポリマー)、ブルボン ロアンヌ(ブルボン)、SUNAO バニラ (江崎グリコ)、SUNAO ストロベリー&ラズベリー (江崎グリコ)、SUNAO マカダミア&アーモンド (江崎グリコ)。
新規エコレールマーク協賛企業3社は、小倉運送、全農物流、MGCアドバンス。
なお、今回の認定を受け、認定商品は合計で188品目(167件)、認定企業は合計で98社、協賛企業は46社となっている。