シーエーシー(CAC)は3月27日、鴻池運輸とRPAホールディングスが共同出資するシャインに資本参加したと発表した。
シャインは、納品書、検品書類、伝票等の紙帳票をデータ化するサービス「デジパス」を提供している。デジパスは、物流現場で納品や出荷の作業時に大量の紙帳票のやり取りが発生し多くの業務負荷がかかる一方、多種多様な紙伝票のデータ化は現状ではコスト的に見合わない、という現場の課題から生まれたサービスであり、紙にまつわる現場業務のコスト削減を進めて物流現場だけでなく様々な中小事業所のデジタル化を促進するサービス。
CACでは、「中小企業のデジタル化を促進し、多様な働き方を実現する」というシャインの事業目的が、デジタルテクノロジーにより社会課題の解決に貢献したいというCACの思いと合致するものであると考え、資本参加に至った。CACは資本参加に加えて、自社独自のAI-OCRや画像処理など先端AI技術を提供して「デジパス」のさらなるサービス向上に貢献するとしている。