トヨタ博物館(愛知県長久手市)では4月28日より、トラックやバンなど輸送車両を展示する企画展「トランスポーターズ 日本の輸送を支え続けているモビリティ」をスタートした。7月17日までの期間、開催される。
<「トランスポーターズ 日本の輸送を支え続けているモビリティ」>
同企画展は、生活を支える日本の輸送業界に焦点を当て、戦前のオート3輪から90年代のウォークスルーバンに至るまでの多彩な輸送車両を展示。物流の発展を伝えると同時に、輸送車両にかけた自動車メーカーの想いと、輸送に関わる人々への感謝を伝えるものとなっている。
展示車は、同館所有のコレクションの中から選ばれた、その時代を代表する13台。国内では自動車そのものがまだ普及していなかった戦前の「水野式自動三輪車」(1937年)から、戦後の燃料不足の中で輸送を支えた代用燃料改造車の「トヨタトラックBM型」(1950年)、ホンダ初の四輪車として誕生し小口輸送を支えた「ホンダT360」(1965年)、ハイラックスの前身となった「トヨタ ブリスカ」(1968年)など、貴重なモデルが一堂に並ぶ。また当時のキャッチコピーやカタログなども掲示され、見どころの多い展示となっている。
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