伊勢湾海運が5月10日に発表した2023年3月期決算によると、売上高699億9400万円(前年同期比34.4%増)、営業利益58億5500万円(92.6%増)、経常利益65億9600万円(82.5%増)、親会社に帰属する当期利益42億4100万円(90.0%増)となった。
グループにおいては、電気自動車への移行を見据えた設備投資需要に牽引され、金属加工機や自動車関連貨物を主軸に取扱貨物量が増加した。また、加えて海上運賃が上半期に高い水準で推移し、かつ海上運送の取扱貨物量も増えたこと等により、増収増益となった。
次期は、売上高560億円(20.0%減)、営業利益28億円(52.2%減)、経常利益33億円(50.0%減)、親会社に帰属する当期利益22億円(48.1%減)を見込んでいる。
伊勢湾海運 決算/4~6月の売上高17.9%減、営業利益62.5%減