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アジア発米国向け海上コンテナ輸送/12月の輸送量15.3%増

2024年01月15日/調査・統計

デカルト・データマインは1月15日、アジア発米国向け(往航)2023年12月分および通年分と、米国発アジア向け(復航)11月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較12月>
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<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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それによると、12月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は151万1547TEU(前年同月比15.3%増)となった。前月比では1.5%の増加。2013年の累計は1750万8509TEU(10.9%減)で、コロナ禍前の2019年との比較では6.7%増となった。

<主要品目の動き>
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12月の品目別荷動き順位は、1位が家具類で26万9323TEU(17.4%増)、2位が機械類で16万60TEU(15.4%増)、3位が電子電機で14万4325TEU(20.3%増)と続いた。

<アジア発米国向けコンテナ主要品目別荷動きトレンド 2019年(コロナ前)~2023年(コロナ後)>
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また、コロナ禍が始まる以前の2019年から2023年までの品目別の荷動き推移をまとめたデータによると、期間中の荷動きがピークに達した2021年に最も取扱量が多かった貨物は家具類の390万TEUで、2位は機械類の209万TEU、3位は電子電機で174万TEUという結果になった。1位の家具類は全体の27%を占めており、荷量の増加を牽引した。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較11月>
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<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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<主要品目の動き>
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米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)11月分は45万6963TEU(2.0%減)となった。1~11月の累計は496万8853TEU(0.4%減)。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
URL:https://www.datamyne.com/

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