日本トランスシティが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高930億7300万円(前年同期比6.9%減)、営業利益51億4500万円(21.5%減)、経常利益61億7300万円(24.4%減)、親会社に帰属する当期純利益41億2000万円(26.7%減)となった。
総合物流事業において、倉庫業では取扱いが全般的には低調に推移したが、自動車部品関連商材の回復により入出庫にかかる取扱量が増加し、期中平均保管残高は前年同期に比べ減少した。
港湾運送業では、四日市港における輸出入コンテナおよび完成自動車の取扱量は輸出・国内ともに増加したものの、石炭・オイルコークスと原料関係の取扱量は減少した。
陸上運送業では、鉄道輸送の取扱量は増加したが、主力のトラック輸送とバルクコンテナ輸送の取扱量は減少。国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は増加したものの、航空輸送および海外現地法人における取扱量は減少した。
通期は、売上高1230億円(8.3%減)、営業利益60億円(17.2%減)、経常利益70億円(22.2%減)、親会社に帰属する当期純利益46億円(25.3%減)を見込んでいる。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高0.8%減、営業利益21.1%減