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NX総研/国内貨物輸送の総輸送量は3年連続マイナスへ

2024年02月16日/調査・統計

NX総合研究所は2月16日、「2023・2024年度経済・貨物輸送の見通し」を発表した。

<経済活動と輸送量>
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それによると、国内貨物輸送の現状と見通しでは、建設関連貨物が下押し、総輸送量は3年連続のマイナスに。総輸送量は2023年度通期で1.3%減の後、2024年度も0.3%減になるとしている。消費関連貨物は2023年度1.3%減の後、2024年度は0.7%増と3年ぶりにプラスへ反転すると予測している。

また、生産関連貨物は2023年度0.9%減の後、2024年度は0.5%増と2年ぶりにプラスへ反転。建設関連貨物の2023年度は1.6%減、2024年度も1.5%減と低迷する。雑貨輸送量の2023年度は0.1%減と微減、2024年度は0.5%増とプラスへ転換とみている。

運送形態別の、鉄道では、2024年のJRコンテナは2.3%増と、5年ぶりの増加に。JRコンテナの2023年度は年度を通じて水面下で推移し、2023年度は1.6%減に。自動車では、営業用自動車は2024年度に3年ぶりのプラスに反転。2023年度の営業用自動車は2.3%減、2024年度は0.7%増と3年ぶりのプラスになるとしている。一方、自家用自動車の2023年度は1.4%増、2024年度は2.4%減と再び水面下へ沈む。

内航海運では、生産関連貨物は微増も建設関連貨物が下押し。内航海運の2023度は3.8%減、2024年度も0.3%減と水面下の推移続くとしている。生産関連貨物は、2023年度に3%台半ばの減少の後、2024年度は微増に。建設関連貨物は2024年度も停滞、5年連続の減少になるとみている。

国際貨物輸送の現状と見通しでは、外貿コンテナ貨物では、世界経済が緩やかながらプラス成長を維持し、輸出は1.6%増と引き続き増加。輸出の2023年度は1.6%の増加、2024年度も1.6%増とプラスの見通しだ。

輸入は消費財が伸び悩むも生産財の荷動きが回復し、1.7%増と小幅なプラスに。輸入の2023年度は5.1%の減少、2024年度は1.7%増とプラスの見通しだ。

NX総研/2024年度は国内貨物輸送量1.0%減の予測 3年連続減少に

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