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山善/物流倉庫の廃ストレッチフィルム再利用し新ブランド

2024年04月16日/物流施設

山善は4月16日、自社の物流倉庫などで使用した廃ストレッチフィルムを回収して再利用する資源循環スキームを構築、環境配慮型商品の新ブランドを立ち上げたと発表した。

ブランド名は「ミライFRIEND(フレンド)」。ブランド第一弾となる「再生ストレッチフィルム」を2024年5月上旬より、第二弾となる「生分解梱包テープ」を5月中旬より、通販サイトで発売する。

<新ブランド「ミライFRIEND(フレンド)」を立ち上げ>
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「再生ストレッチフィルム」は、物流倉庫で発生した廃ストレッチフィルムを回収し、ストレッチ性など使用感とのバランスを踏まえ、商品全体の約46%に再資源化した原料として採用。「再生ストレッチフィルム」として製品化することでCO2排出量の削減に寄与し、同社初となるエコマークも取得した。

<資源循環させるスキームを構築>
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スキームは、使用済みの「再生ストレッチフィルム」と、同社の物流倉庫で発生したその他の廃ストレッチフィルムを、家庭機器事業部の物流拠点「ロジス関西」(兵庫県神戸市)で回収。その後、提携リサイクル工場で付着物を取り除いてペレット化し、提携生産工場がそのペレットとバージン原料を用いて「再生ストレッチフィルム」を製品化する、というもの。

現在、同社の全物流拠点ではストレッチフィルムを年間約2t使用している。まずは、家庭機器事業部の物流拠点から廃ストレッチフィルムの回収を開始し、今後1年以内には、全物流拠点から回収することを目標に、効率的な資源循環の実現を目指す。

<「生分解梱包テープ」は段ボールと一緒にリサイクルが可能>
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「生分解梱包テープ」はパルプを原料とし、JORA(日本有機資源協会)が発行するバイオマスマーク認定商品。段ボールと同様にパルプ原料を使っているため、段ボールと一緒にリサイクルすることが可能なのが特徴だ。

「生分解梱包テープ」は、同社が運営するインターネット通販サイト「山善ビズコム」やECモールの「くらしのeショップ」などの梱包材としても使用することで、同社の環境保全への取り組み姿勢を顧客へ伝えていく考えだ。

■商品仕様
<再生ストレッチフィルム>
商品名・型式:再生ストレッチフィルム RSF-153
色:透明
サイズ:厚み 0.015mm 、幅 500mm、長さ 300m
材料:ポリエチレン
価格:オープン

<生分解梱包テープ>
商品名・型式:生分解梱包テープ BPT-505
色:透明+緑の印字
サイズ:厚み 0.05mm、幅 49mm、長さ 50m
材料:パルプ
価格:オープン

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