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マラナタ/農家の声から「浮かせて守る」果実輸送トレー開発

2025年07月25日/IT・機器

PR記事

金型・梱包資材メーカーのマラナタ(本社:静岡県)は7月23日、やわらかい果実輸送向けのトレーを開発、新たな梱包ソリューションとして提供を開始した。

「新品種を遠方へ届けたい」「エタノール蒸散剤(防腐剤)が果実に直接触れるのは避けたい」という農家の声に応えたもので、パッケージ内にスペースを設けた専用トレーを開発した。

特長は、果実が直接底面に接しない「浮かせて守る」独自構造。振動や衝撃を緩和することで、輸送面でも品質維持に役立つ。

<浮かせることで、果実が防腐剤に直接触れない構造に>

0725maranata1 - マラナタ/農家の声から「浮かせて守る」果実輸送トレー開発

<トレーの縦積みも可能>

0725maranata2 - マラナタ/農家の声から「浮かせて守る」果実輸送トレー開発

また支柱付きの専用蓋により最大15kgの荷重に耐え、トレーを縦積みすることで運送・陳列の効率も向上。金型製作から自社で対応するため、量産により梱包コストを最大50%削減できるという。

マラナタでは、トレーの導入により「これまでコストが原因で諦めていた遠距離販売が実現し、農家の収益向上や輸出拡大、そして環境負荷の軽減という好循環につなげたい」としている。

いちごのほか、桃や梨、りんご、みかんなどの果実にも対応する。

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