ヒガシヒガシトゥエンティワンが5月10日に発表した2024年3月期決算によると、売上高406億3500万円(前年同期比16.7%増)、営業利益21億9000万円(14.8%増)、経常利益23億900万円(14.0%増)、親会社に帰属する当期純利益15億600万円(18.8%増)となった。
今期は、大手e-コマース向け業務の北大阪ロジスティクスセンター、流山ロジスティクスセンター、流山IIロジスティクスセンター、鳴尾浜ロジスティクスセンターを開設したことに加え、オフィス移転事業の拡大や、2022年10月からITサービス事業を行う「旅人」を子会社化したことなどにより、大幅増収増益となった。
セグメント別では、運送事業の売上高は229億1100万円(9.0%増)となり、営業利益は28億円(19.8%増)となった。これは主に、オフィス移転事業が増加したことによるもの。
倉庫事業の売上高は106億9300万円(33.9%増)、営業利益は8億5400万円(10.5%減)。これは主に、大手e-コマース向け業務の倉庫開設により売上が増加したものの、先行投資費用が発生したことで営業利益が減少したことによるもの。
次期は、売上高425億円(4.6%増)、営業利益24億5000万円(11.9%増)、経常利益26億円(12.6%増)、親会社に帰属する当期純利益16億4000万円(8.8%増)を見込んでいる。
遠州トラック 決算/4~6月の売上高5.7%増、営業利益14.4%増