南日本運輸倉庫は10月2日、自社で開発した倉庫管理システム(WMS)が大手業務用食品卸売業者に採用されたと公表した。
チルド・フローズンの低温輸送に注力する南日本運輸倉庫が開発したWMSの特長は、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で商品管理が行えて、国産牛肉など、個体ごとに重量が異なる不定貫商品の管理機能も持つ点。クラウドで荷主側もリアルタイムで入出荷の受払・在庫状況などを確認できる。
また省人化、ペーパーレスにつながる点もメリット。各種マスタ情報や入出荷データ、在庫データの送受信ができるEDIシステムを搭載するほか、各種マテハン機器に対応することで既存機材の有効活用もできるという。
南日本運輸倉庫では、今後も外部へのシステム販売を展開していく。
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