近鉄エクスプレスは10月25日、韓国法人Kintetsu World Express (Korea), Inc.(KWE 韓国)の平澤物流センター第3ターミナルを竣工し、10月17日より稼働を開始したと発表した。
KWE 韓国は、平澤港(ピョンテク港)の浦升国家産業団地内で2021年4月に第1ターミナル、2022年4月に危険品専用倉庫である第2ターミナルを開業し、半導体関連産業の顧客のビジネスをサポートしてきた。
今回完成した第3ターミナルは、冷蔵・冷凍ルームを備え、全館空調の倉庫スペースは3フロアあり、半導体関連製品だけではなく、ヘルスケア製品など品目の特性に応じた高品質なオペレーションや保管が可能。
10月17日には、京畿平澤港湾公社の幹部や取引先が出席し、新ターミナルの開設を記念した竣工式が開催された。今後、さらなる投資や関連企業の集積が期待される同地域において、自社で倉庫を運営する唯一のグローバルロジスティクス企業として、旺盛な物流需要に応え、付加価値の高いサービスを提供するとしている。
■ターミナル概要
名称:平澤(ピョンテク)物流センター 第3ターミナル
所在地:大韓民国京畿道平沢市浦升邑万戸里181-76
延べ床面積:1万4712.36m2