日本GLPは10月29日、「GLP ALFALINK 茨木1」においてタウンミーティングを開催した。
「GLP ALFALINK 茨木」は、「ALFALINK」ブランドの第3弾として関西エリアで初めて展開する大規模多機能型物流施設の開発プロジェクトであり、2024年7月に「GLP ALFALINK 茨木1」「GLP ALFALINK 茨木2」が竣工、2025年7月には「GLP ALFALINK 茨木3」が竣工予定。プロジェクトは、茨木市の土地区画整理事業「イコクルいばらき」の一部として開発され、全国でも珍しい大型商業施設と物流施設が核となるまちづくりとなっている。
「イコクルいばらき」は、茨木エリアが持続的に成長し続けるための賑わい・交流拠点(サスティナブル・コア)となることを目指すまちづくり。「GLP ALFALINK 茨木」には、従業員だけでなく、広く一般の人々が利用できるマルチコートやカフェテリア、コンビニ、イベントスペースや会議室などが整備され、地域の交流拠点としての機能が備えられている。
また2024年8月には「水害時における緊急一時避難場所としての使用に関する協定」(防災協定)を茨木市、摂津市、日本 GLPの3者で締結した。来年春には、アークランズによる商業ゾーンに、ビバホームやヤマダデンキ等日常の買い物が便利になる施設の開業が予定されている。
タウンミーティングでは、茨木市主催のもと『「イコクルいばらき」共創によるまちづくり』をテーマに、茨木市長、敷地内に進出した日本GLPを含む民間企業、地元の大学生および高校生が、よりよいまちづくりの推進を目指して意見交換を行った。茨木市長からの「イコクルいばらきはゼロからのまちづくりであり、この場所に多くの人々が集って賑わいある場所にしていきたい。そのためにどのようなことでもいいので意見をたくさん出してもらいたい」との呼びかけでスタートしたタウンミーティングでは、まず進出企業側の事業や地域共生の取り組みの紹介が行われた。
その後、学生からは「市の北部エリアにある大型商業施設や、市の文化・子育て複合施設“おにクル”に並ぶような人が集う場所をこの南部エリアにもつくっていきたい」「ふだんECサービスにとても助けられている。ALFALINK はその物流が見える場所であり、物流が学べる場所」「遊ぶだけではなく、アルバイトをして働いたり、さまざまな経験をこの場所でしたい」「老若男女問わずたくさんの人が訪れるテーマパークのような場所にしたい」などの意見や感想が上がり、活発な議論が展開された。
さらに、当日は「GLP ALFALINK 茨木」の施設内覧会を行い、共用部のほか入居企業のオペレーション見学も実施した。
日本GLPが地域に開かれた物流施設を目指す目的は、地域の人々に物流や物流施設に興味や親しみを持ってもらい、物流業界のイメージを向上させ新たな活力をもたらすこと、物流現場を実際に知ってもらうことで就業希望者を増やし入居企業の採用を支援すること、そして大規模な開発を行う事業者として、地域の発展に貢献し企業の社会的責任を遂行することとしている。。
日本GLP/約900人参加、GLP ALFALINK 茨木 街びらきイベント開催