アスクルは12月2日、統合報告書「ASKUL Report 2024」を発行した。
＜表紙＞
3回目の発行となる今回は、中期経営計画の進ちょくとともにDX戦略を説明し、トランスフォーメーションによる次の成長の可能性を様々な視点から紹介した。
経営戦略に関しては、トピックとして、当日・翌日配送を実現するため全国に10拠点の物流センターを構えた物流プラットフォームを紹介。
品揃え拡大に伴い在庫保管スペースが増えていたため、近隣の外部倉庫を活用するなどして解消し、出荷能力を最大化させる物流センター構造改革をしてきたことなどを取り上げた。
2025年6月に東日本のマザーセンターとして「ASKUL関東DC」が稼働した後には、関東圏にある既存の物流センターの機能を見直す予定だとしている。
またDXによる価値創造に関しては、流通の川上から川下まで全体最適のため、共同幹線輸送でトラック積載率を向上させるほか、物流センターにAGV・AMRや自動倉庫、ピッキングロボット、高さ可変梱包機など様々なロボティクスを導入していることなども紹介している。
■ASKUL Report 2024
https://www.askul.co.jp/corp/investor/library/ir/
アスクル／10.4万m2の大規模物流センターを埼玉県上尾市に竣工
