日本貨物鉄道(JR貨物)は12月5日、合同会社CGOドットコムと共に、Z世代と共創し、JR貨物の廃材を活用したアップサイクル商品開発プロジェクト「KAMOTSU UPCYCLE」を開始すると発表した。
<「KAMOTSU UPCYCLE」Z 世代共創プロジェクトの様子>
「KAMOTSU UPCYCLE 〜Z世代共創プロジェクト~」とは、社会課題に関心の高いZ世代と共に、JR貨物の廃材を活用したアップサイクル商品の開発を行うことで、未来の価値を創るプロジェクト。共創企画第1弾として、2024年9月にJR貨物の社員とZ世代のインフルエンサーと共に、直感的で自由なアイデア創出を行う「ギャル式ブレスト」を実施した。ギャル式ブレストから出たアイデアを元に定量・定性のリサーチやプロトタイピングを行い、2025年秋冬頃を目標にアップサイクル商品化を予定している。
12月4日に共創施設であるSHIBUYA QWSにて「KAMOTSU UPCYCLE〜Z世代共創プロジェクト~」の発表イベントを開催した。発表イベントでは、プロジェクト概要発表・ギャル式ブレスト報告会・トークセッションの3部構成で行われた。ギャル式ブレスト報告会では、ギャル式ブレストに参加したJR貨物の社員とZ世代 が、アイデアブレストで出てきたアップサイクル商品のアイデアを発表した。
またトークセッションでは、JR貨物の犬飼 新社長及び、CGO ドットコム バブリー 総長が登壇し、「Z世代に向けた取り組みの意義」「“はこぶ”の未来」などをテーマにそれぞれの思いを話した。発表イベントは、終始和やかな雰囲気で行われた。
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