LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





米国ヤマト運輸/メキシコとの越境トラック輸送に「空港間保税転送」活用

2024年12月12日/3PL・物流企業

PR記事

米国ヤマト運輸は12月12日、米国とメキシコとの国境における通関手続きを必要としない「空港間保税転送」を活用した越境トラック輸送サービスを開始した。

混雑が深刻な国境ではなく、到着地の空港で荷物の通関手続きを行うことで、リードタイムを短縮し定時性の高いサービスを実現する。

<例:米国・テキサス州からメキシコ・モンテレイまでの混載輸送の流れ>
20241212yamatousa02 - 米国ヤマト運輸/メキシコとの越境トラック輸送に「空港間保税転送」活用

メキシコは、米国と中国の貿易摩擦や、米国における物価や人件費の高騰などにより、米国市場のニアショアリング先として、日系企業をはじめ世界各国の自動車関連企業の進出が進んでいる。

一方、複雑な国境通関手続きに加え、貿易量増加に伴う混雑による輸送遅れなどが課題となっていた。

サービス提供は、米国の主要空港(ダラス、シカゴ、アトランタ)と、メキシコの主要空港(モンテレイ、グアダラハラ、メキシコ市)区間。アジア圏発の貨物はロサンゼルス空港も利用できる。

主要空港間の保税転送を活用することで、通関手続きを到着地の空港で行い、国境での通関対応が不要になる。

越境トラック輸送サービスは、各ルート週3~5回運行し、コンテナ単位でのチャーター輸送またはパレット単位での混載輸送に対応。荷物量やスケジュールに合わせたフレキシブルな輸送ができる。

ヤマト運輸/11月の小口貨物取扱実績、宅配便は2.2%増

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース