ヤマタネが2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高601億1800万円(前年同期比30.7%増)、営業利益28億500万円(4.1%増)、経常利益28億8900万円(17.6%増)、親会社に帰属する当期純利益22億5900万円(10.6%増)となった。
セグメント別にみると、物流部門では、国内業務の倉庫事業で9月末に一部荷主の解約があったものの、5月から既存顧客の新規受託業務を開始し、6月からは本牧埠頭新倉庫が稼働し取り扱い面積が増加。
国際業務でも海外引越やフォワーディングの取り扱いが前年同期を上回った結果、物流部門の売上高は189億2300万円(2.2%増)となった。
物流部門の営業利益は、庸車費用等の外注コストや人件費増加の価格転嫁が一部で遅れたことに加え、本牧埠頭新倉庫の不動産取得税等の計上や減価償却費の増加、一部荷主の解約などにより、13億100万円(26.8%減)だった。
通期は、売上高813億円(26.0%増)、営業利益32億3000万円(7.3%減)、経常利益31億円(2.5%減)、親会社に帰属する当期純利益26億4000万円(6.1%増)を見込んでいる。
ヤマタネ 決算/4~9月の売上高は38.4%増、営業利益18.7%減