栗林商船は2月12日、報酬制度改定を2025年に実施することを発表した。
今回の報酬制度改定は、組織内の役割に応じたメリハリのある処遇の実現、社員の業績への貢献を報酬に反映させる仕組みを整えることによるエンゲージメントの向上、採用競争力の強化を主目的として行われる。
対象となるのは同社の陸上社員で、役職級の引き上げと期末業績連動報酬を導入する。
なお昇給率は、総合職・管理職で平均10%、最大26%となっている。
導入に際しては、公正な評価と適正な処遇、組織全体の競争力の強化、積極的なキャリア開発の支援が主な狙いだ。
同社は今後も、働きやすい環境を整え、社員の持続的な働きがいを追求し、社員の成長と組織の成長を実現するための施策を充実させていくとしている。
栗林商船 決算/4~12月の売上高9.5%増、営業利益71.5%増