栗林商船が2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高406億7500万円(前年同期比9.5%増)、営業利益26億200万円(71.5%増)、経常利益30億8300万円(60.2%増)、親会社に帰属する当期純利益19億3400万円(46.4%増)となった。
海運事業の売上高は376億4500万円(10.0%増)、営業利益は22億3000万円(111.2%増)。
北海道定期航路では、北海道発のスポット案件と北海道向けの建設資材をトレーラーで効率的に輸送した。紙製品の減少はあったものの、国内の海上モーダルシフト機運も徐々に高まり、一般雑貨ほか商品車両輸送の需要も増加し、増収増益となった。
近海航路も、三国間定期航路の貨物の荷動きは鈍いものの、東南アジアからウッドペレット等の貨物の獲得、効率配船により、増収増益だった。
通期は、売上高520億円(6.4%増)、営業利益26億円(69.6%増)、経常利益31億円(50.4%増)、親会社に帰属する当期純利益19億円(13.5%増)を見込んでいる。
安田倉庫 決算/4~12月の売上高9.9%増、営業利益は24.2%増