IDECは3月27日、AIで物流ラベルを識別し、文字情報を一括でデータ化するソフトウェア「ラベルAI識別OCR」の発売を開始した。
Androidスマホを使い目視確認や記録を自動化、アプリへはSDKで柔軟に実装できる。Androidスマートデバイスのカメラを使って物流ラベルや商品ラベルを撮影し、AIがラベルの種類を瞬時に識別。さらに、各ラベルに設定された文字やバーコードを一括でデータ化する革新的なソフトウェアだ。
従来の目視による入荷検品や照合作業をデジタル化し自動化することで、ヒューマンエラーを防止し、作業時間を大幅に短縮。属人化からの脱却を実現。
新規、既存のAndroidアプリケーションにラベルAI識別OCR機能を簡単に実装できるSDK(アプリケーション開発キット)を無償で提供。開発ライブラリ、設定ツール、サンプルプログラムソースコードが含まれている。
設定ツールを使って、ラベルのどの位置の文字、バーコードを読み取るかを自由に定義可能。AI識別には事前の学習が必要だが、この学習作業はIDECが有償で受託する。
なお、ラベルAI識別OCR機能を実装したアプリケーションを利用の際には、端末台数分の利用ライセンスを購入するだけでOKだ。