アサヒロジスティクスは5月13日、大阪府高槻市に本社を構えるレインボー物流を完全子会社化したと発表した。
同社では、2026年2月に大阪府茨木市で「茨木共配センター」(仮称)の新規開設を予定している。大阪が地盤であるレインボー物流をグループ会社に迎えたことで、中期経営ビジョンに掲げる「東日本から中部・関西までの食と農を支える物流インフラを確立しよう」の実現に向けたステップの一つとし、より安定的な物流サービスの提供に幅広く貢献していきたいとしている。
レインボー物流は同社と同様、低温での食品物流を得意とする企業。また、中・長距離幹線輸送、小口共配、3PL事業機能など、同社同様に複数の事業ポートフォリオを有している。さらに、大阪市内に4か所の物流拠点を展開しており、大阪を起点とした中四国や九州へのネットワークも確立。
同社では「茨木共配センター」(仮称)と合わせ、関西圏におけるグループの物流機能を、より短期間で大きく向上させることが可能であると考えている。また、東日本エリアを強みとする同社と、西日本のネットワークに強みを持つレインボー物流との間でシナジーを生み出し、東日本から関西までを幅広くカバーする物流を早期に確立することも視野に入れており、これら効果により、物流サービスの質をより向上させていく事を目的としている。
■概要
名称:レインボー物流
所在地:大阪府高槻市辻子3-1-1
事業内容:中・長距離幹線輸送、小口共配、3PL事業
資本金:9690万円
設立:1977年4月28日
年商:30億4700万円
従業員数:200人
事業拠点:北摂総合センター/高槻センター
吹田センター/大阪中央市場営業所
アサヒロジスティクス/国内初の特定技能外国人ドライバーが入社