構内車両の安全対策商品の専門会社プラスト(本社:大阪府)は7月25日、倉庫の出入口など見通しの悪い場所でのフォークリフトや作業員の衝突事故を防止する警告装置「コーナーアラート」の販売を開始した。
プラストは2024年2月に設立。さまざまな建設機械・フォークリフトに対応した商品を取り扱っている。
「コーナーアラート」は、コーナーに設置することで通行するフォークリフトや歩行者をマルチセンサーで検知し、音声と光で注意喚起を行う安全機器。赤外線センサーで人や車両を検知LEDランプとアラーム音で即時警告を行う。
検知範囲は各方向6~8mで、片方向時は反応せず、多方向でセンサーを検知した場合のみ警告する。
出会い頭の衝突や接触事故を削減し、現場の安全対策として即時に導入できるのもポイント。工事不要で壁や柱、天井に設置でき、電源は乾電池式となっている。
「フォークリフト同士や作業員との接触事故の多くが、コーナー部や死角での出会い頭事故。死角からの飛び出しによる事故はドライバーの注意力だけでは防ぎきれない」とし、「コーナーアラート」は、こうした現場の声をもとに開発されたという。
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