キャリオットは7月25日、ドライバー働き方改革クラウド「Cariot(キャリオット)」にてドライバーモニタリングシステム(DMS)機能を提供開始すると発表した。
DMSとは、AIがリアルタイムで車内カメラ映像を解析して、ドライバーの危険挙動を検知すると、音声警告を発するシステム。事故の未然防止と企業の安全運転管理を目的とする。
具体的に警告を発する挙動は、眠気やあくび、注意散漫、ながらスマホ運転、シートベルト未装着などが該当する。
なお、検知する危険挙動の種別は、顧客の運用に合わせて設定が可能だ。取得した危険運転の映像データをクラウドに自動アップロードするので、管理者はドライバー個々の運転傾向を正確に把握、具体的な安全運転指導に活用できる。
また、既存提供の先進運転支援システム(ADAS)機能とDMS機能を併用すると、車内外両面から包括的な安全運転支援体制を構築できる。
同社は今後、ドライバーがより安全かつ効率的に業務を遂行できる環境を提供し、企業の事業継続性向上と社会全体の交通安全に貢献していくとしている。
トランコム/湖池屋等と菓子共同物流標準化推進協議会立ち上げDMS構築