住友林業の100%子会社ホームエコ・ロジスティクスは、8月1日から建築現場の配送を効率化する「JUCORE 物流」を首都圏1都3県に続き関西京阪神地区でも開始した。
<左が、配送センターから各納品現場にトラックで共同配送 右が専門のオペレーターが物流計画を作成>
「JUCORE 物流」とは住宅資材を配送する建材流通の「配送リソースの最適化」や「配送コスト軽減」で受注から納品まで建材物流の課題を解決する物流サービスで。商物分離や物流網の小半径、高積載、高回転をコンセプトとしたラストワンマイルの共同配送や工期に応じた物流計画で建材流通業者や工務店(納品現場)、建材メーカーなどの物流負担を軽減し現場の生産性を向上する。
トラック運転手の時間外労働の上限規制を背景とした輸送力不足や環境負荷の低減に対応し持続可能な建築現場配送も実現する。
今後の展開として、2030年までに三大都市圏及び福岡県でのサービス展開を目指す。また建材メーカーから配送センターへの長距離・大量輸送を行う幹線輸送サービスなどの展開で輸送量を増加させ建材物流の効率化を図る。商物分離、小半径、高積載、高回転をコンセプトとしたラストワンマイルの共同現場配送により、建材物流業界の物流問題の解決と効率的で持続可能な建築現場配送を実現する、としている。
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