フェデラルエクスプレス（フェデックス）はジュニア・アチーブメント（JA）とともに8月22日、シンガポールで開催した「2025年FedEx/JAインターナショナル・トレード・チャレンジ（FedEx/JA ITC）」アジア太平洋地域大会の受賞者を発表した。
＜表彰式の様子＞
今年の FedEx/JA ITC には、香港、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、韓国、シンガポール、タイ、ベトナムから 4700人以上の学生が参加し、最終選考には残った54人がシンガポールに集まり、「フランスをターゲット市場に、廃棄された繊維をアップサイクルして持続可能な消費財に生まれ変わらせる環境に優しい製品の市場参入戦略を策定する」という課題に挑んだ。
優勝チームは、韓国出身のJamie Smithさんとベトナム出身のKathy Nguyenさんのチーム「Spicy Noodles」だった。
廃棄された繊維をカスタム刺繍アートに生まれ変わらせる、環境に優しいアップサイクルブランドという革新的なコンセプトで審査員から高い評価を得た。
今回初めて、アジア太平洋大会の受賞者には世界的な商取引への理解を深めるため、各国のフェデックスのオペレーション施設を訪問し、チームメンバーと交流する機会が与えられる。
この実地体験により、グローバル物流とサプラチェーンマネジメントの複雑さに対する貴重な洞察を得ることができ、起業家としての歩みに実務的な知識を補完できるとしている。
フェデックス／未来の起業家育成、国際大会に参加する6名の高校生を選出
