サンリツが5月11日に発表した2017年3月期の決算は、売上高146億2600万円(前年同期比6.5%減)、営業利益6億2700万円(18.4%減)、経常利益4億7800万円(23.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億5800万円(15.3%減)となった。
半導体製造装置の取扱額が増加したものの、無線通信機器の取扱額が減少したことで売上高が減少した。
利益面は、売上高減少の影響と一般管理費の増加により営業利益が減少した。
今後、成田地区において国際航空貨物の新規取り込みを図るとともに、自社倉庫における省力化や保管面積縮小を目的とした自動倉庫型ピッキングシステムの導入準備を進める。
次期の業績は、売上高148億円(1.2%増)、営業利益6億9000万円(10.0%増)、経常利益5億7000万円(19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億4000万円(31.4%増)を見込んでいる。
サンリツ 決算/4~6月の売上高1.7%減、営業利益5.3%減