日本郵船は8月27日、インド北西部グジャラート州のピパバブ港で初の完成車輸出が開始され日本郵船運航の自動車専用船が寄港し、Ford社の工場で生産された完成車の積荷役作業がNALI社により行われたと発表した。
ピパバブ港では、2015年8月からNALI社がGujarat Pipavav Portと共同で完成車物流ターミナルの運営を開始した。
同ターミナルでは年間25万台相当の完成車を蔵置するスペースを備え、PDIサービスを提供している。
インド西海岸エリアではFord社を始めとした自動車メーカー各社が輸出の拡大を計画しており、将来は同港が完成車の輸出拠点となることが見込まれる。
NALI社は、さらなる経済成長が見込まれるインドでの完成車物流での顧客ニーズに極め細やかに対応する。
グループは、新中期経営計画「More Than Shipping 2018」で掲げた「きらり技術力」を推進し、世界各地で培ってきた完成車物流の豊富なノウハウと経験を活かし、より高品質なサービスを提供していく。
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