日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は10月27・28日、東京・港区の青山ダイヤモンドホールでロジスティクス全国大会2016を開催する。
27日には、IoT、ビッグデータ、AIといった新たなテクノロジーの物流・ロジスティクスでの活用をテーマに花王、アマゾンウェブサービスジャパン、インテル、シーオス、ソラコムをパネリストとして、今後の方向性を探る。
基調講演には日立物流の中谷康夫社長が経済環境の変化に対応するための企業戦略や、新たなテクノロジーを活用した取り組みについて登壇する。
2日目の特別講演では、ローランド・ベルガー プリンシパルの小野塚 征志 氏が企業のロジスティクスに関わるBCPのあり方、今後の災害対応のための課題や展望について説明する。
■開催概要
日時:10月27日(木)・28日(金)
会場:青山ダイヤモンドホール
参加予定人数:両日とも200名
参加料:JILS会員36,720円(1名/2日)、21,600円(1名/1日)
JILS会員外60,480円(1名/2日)、34,560円(1名/1日)
※テキスト代含む、税込
主催:日本ロジスティクスシステム協会
■詳細・申し込み
http://logistics.or.jp/propulsion/enhancement/zenkoku.html
■プログラム
<10月27日>
10:25~11:35 基調講演
Logistics4.0を実現する日立物流のスマートロジスティクス
~オープンイノベーションの推進~
日立物流
代表執行役社長 中谷 康夫氏
パネルセッション「IoT時代におけるロジスティクスの進化」
11:45~12:30
キーノートスピーチ 現状の課題とイノベーションによるロジスティクスの進化
日本ロジスティクスシステム協会
北條 英
13:35~13:55
IoTの仕組みとロジスティクスソリューション
シーオス
代表取締役社長 松島 聡氏
13:55~16:10
パネルディスカッション
トピック1 物流・ロジスティクス分野におけるIoT活用のあり方
トピック2 IoTを活用すると何ができるのか
トピック3 今後の進展と課題について
コーディネータ
日本ロジスティクスシステム協会
北條 英
パネリスト
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
事業開発本部 Mobile & IoT事業開発マネージャー
榎並 利晃氏
インテル
インダストリー事業本部 交通・物流事業推進部長
横山 裕 氏
花王
SCM部門 ロジスティクスセンター
管理グループ 部長 山口 裕人氏
シーオス
代表取締役社長 松島 聡氏
ソラコム
セールスディレクター 柿島 英和氏
16:10~16:55
事例紹介 IoTの活用の海外事例と日本における展望
アクセンチュア
執行役員
戦略コンサルティング本部 統括本部長 清水 新氏
<10月28日>
10:00~11:00
特別講演
大災害におけるロジスティクスのリスクマネジメント
ローランド・ベルガー
プリンシパル 小野塚 征志氏
11:10~12:10
先進事例
気象ビッグデータを活用した需要予測精度向上によるサプライチェーン全体最適化
一日本気象協会
事業統括部 部長 櫻井 康博氏
13:30~14:10
ロジスティクス大賞 選考委員会 特別賞
環境・福祉・災害救援3NPOの物流センターの共同利用と、
すべての物を生かす連携事業の試み ―平時と有事を繋ぐ―
セカンドハーベスト名古屋
理事 山内 大輔 氏
レスキューストックヤード
理事 伊藤 秀行 氏
14:10~14:50
ロジスティクス大賞 業務革新賞
予測技術を活用したSCM全体最適の実現
花王
SCM部門 ロジスティクスセンター 開発G
主任技術員 安達 尚之氏
15:05~15:45
ロジスティクス大賞 技術活用賞
RFID技術の利用による庫内作業時間低減の実現
~無人棚卸ロボットの開発、現場導入とその効果~
富士物流
技術本部 合理化推進部 部長 佐藤 一典氏
15:45~16:25
ロジスティクス大賞 協働努力賞
複数荷主の物流を一元化「共同物流センターの構築」
リコーロジスティクスグループ
三愛ロジスティクス
東京 営業部 部長 坂本 隆則氏
16:35~17:15
ロジスティクス大賞
物流のアタリマエを壊す「e-伝票」の仕組み
~写真とネット予約で労働時間を変える~
大塚倉庫
代表取締役社長 濵長 一彦氏
■問い合わせ
日本ロジスティクスシステム協会
JILS総合研究所
東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階
TEL:03-3436-3191
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