日立物流は11月29日、日本物流団体連合会主催の「平成30年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞(有効活用部門賞)」を受賞したと発表した。
<表彰式(右が日立物流の藤谷常務)>
<取り組みのイメージ図>
受賞した取り組みは、東京都から北海道・大阪府への店舗向け用品輸送を鉄道コンテナ輸送に切り替え、輸送効率の向上とドライバーの負荷軽減を実現したもの。
<製品荷姿(札幌市向け)>
<製品荷姿(大阪市向け)>
鉄道コンテナ輸送を実現するため、鉄道コンテナのダイヤに合わせて倉庫内作業を設計したほか、北海道向け輸送では運行遅延・運休などへの航空輸送でのバックアップ体制も構築した。この取り組みによって、輸送手段確保とCO2削減にも寄与した。
モーダルシフト取り組み優良事業者賞の表彰は、他の模範となる取り組みを行っている物流事業者を表彰するとともに、その取り組みを広く社会に紹介し、モーダルシフトをさらに促進しようとするもの。
鈴与/CO2 排出量シミュレーションシステムWebサイトで公開