NSユナイテッド海運が10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高719億4300万円(前年同期比5.4%減)、営業利益29億400万円(39.0%減)、経常利益18億8800万円(57.7%減)、親会社に帰属する四半期純利益37億3100万円(15.0%減)となった。
外航海運事業では、継続的な事業基盤強化や、市況回復効果の取り込みを図るも、2020年1月から実施されるSOx排出規制強化への対応で大型船を中心としたスクラバー搭載工事を進めたため運航船の稼働率が低下し、減収減益となった。
内航海運事業では、輸送量がセメント関連貨物で前年同期並みとなったほか、LNG輸送が増加、ドライ貨物とLPG輸送が減少し、増収減益となった。
通期は、売上高1510億円(0.0%減)、営業利益81億円(9.1%減)、経常利益64億円(17.8%減)、親会社に帰属する当期純利益78億円(16.5%減)を見込んでいる。
日本郵船/4~6月の売上高14.8%増、営業利益39.9%増