ZMP/東芝ロジが3台のCarriRo導入、3100時間/半年省力化成功

2020年09月04日 

ZMPは9月3日、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)ADが、東芝ロジスティクスの家電量販店物流拠点で、搬送の自動化・省力化を目的として2020年4月から導入し、大きな成果を挙げていると発表した。

<CarriRo ADで複数台の平台車を自律走行で牽引している様子>
CarriRo ADで複数台の平台車を自律走行で牽引している様子

複数台(3台)のCarriRo導入を行い、効果として作業工数として約3100時間/半年の省力に成功したの。

導入前は、人が出荷バースに配膳した後は空移動(何も持たない)状態のため大きなロスがあったがその工数についても削減に繋がった。また、大物家電製品という重量物を運ばなくてよくなったため手荷役作業員の対応の幅が増えることになり、人員の離職率の改善にも繋がることで、不習熟職場の教育工数の省力化にも寄与した。

東芝ロジスティクスでは物流拠点の新規業務拡大に伴い倉庫内の店舗仕分け作業における動線が伸びた。これにより1台100㎏近くある大型冷蔵庫など、何度も重い台車運搬を繰り返すことで、作業者には過酷な作業になっていた。

また、人材確保が厳しさを増しており、それをスポット作業員で補う対応をしていたが、教育工数増や人員の入れ替わりが多く習熟が上がらないことが課題となっていた。

このような課題があり、以前から牽引車やAGVの導入を検討していたが、荷物を安定して運ぶことが難しいこと、フォークリフトと手荷役の混在した現場で、通路に貼る磁気テープの破損リスクなど、東芝ロジスティクスの倉庫に適した自動化設備がなく、導入まで至らなかった。

しかし、CarriRoであれば、磁気テープ式AGVとは違い、最大10mまでの間でランドマークを貼付すればよく、フォークリフト走行による破損リスクが軽減出来ること、障害物センサの検知範囲を簡易に設定できることから、フォークリフトと手荷役の混在した職場において有用であると判断した。

今後については、コンテナBOXに入った小物家電の運搬を計画している。牽引アタッチメントを現在のものより更に改良(ロング化)することにより、一度に多くのBOX数を運べるようにしていけるよう検証中、と東芝ロジスティクスではコメントしている。

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