川崎汽船は10月9日、グループの船舶管理会社ケイラインエナジーシップマネージメントと大型原油タンカー(VLCC)「SETAGAWA」が、日本海事協会からサイバーセキュリティーマネジメントシステム(CSMS)の認証を取得したと発表した。
近年、船上~陸上間でのインターネット回線を経由した通信が増加していることを受けて、国際海事機関(IMO)による決議がなされるなど、船舶へのサイバーリスク管理の重要性が増している。
川崎汽船では安全品質の向上を図るため、船上でのIoT活用と船陸間通信の高度化に向けて船内ICT機器や船内ネットワークの整備を進めていることから、サイバーリスクに適切に対応するため、日本海事協会からCSMS認証を取得した。
VLCC以外の船種についても認証取得に向けた準備中で、順次取得していく方針。
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