SBSHD/ラストワンマイル物流でEVトラックを国内初導入

2021年10月13日 

SBSホールディングスは10月13日、スタートアップ企業のフォロフライ社が輸入・販売を手掛けるEVトラック(1トンクラス)が国内で初めてファブレス生産(国外生産)による宅配用電気自動車のナンバー交付を受けたことを踏まえ、ラストワンマイル事業での同車両の全面的な導入を決定したと発表した。

<フォロフライ社が輸入したEVトラック(1トンクラス)>
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SBSグループは、重点課題として車両排出CO2の削減強化を掲げ、現行の車両をEV等の次世代自動車に置き換えることを目指している。今回、EVトラックの本格導入を開始することで、その施策の推進が一層加速されるとしている。

同社が導入するのは、これまで国内メーカーになかった1トンクラスのEVトラックを、フォロフライ社が日本の安全基準に基づき設計変更した車両を中国のメーカーがOEM生産し提供するもの。1トンEVトラックはSBSグループが手掛けるラストワンマイルの配送に最適な車種で、航続距離 300km が可能なバッテリーを搭載し、普通免許での運転が可能な車種として最大積載量のEVとなる。導入金額は 1 台あたり約380万円で、ガソリン車同等の低価格。

SBSグループでは、Eコマース向けラストワンマイルの車両として約2000台が稼働しており、今後5年程度でこれらの車両をEVに置き換え、さらに協力会社の車両も含めて中期的に1万台程度のEVを導入する計画。

<左から:フォロフライ社の小間裕康氏代表・SBSグループの鎌田正彦代表>
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SBSグループの鎌田正彦代表は「今回、フォロフライ社からEVの供給が得られることは、SBSグループが脱・炭素の取り組みを進めて地球環境に貢献していくうえで、大きな前進。当社はフォロフライ社に出資し同社の今後の成長を支援しながら、次世代型車両の導入を迅速に進めていく」とコメントしている。

また、フォロフライ社の小間裕康代表は「SBSグループとの取り組みは、日本の脱・炭素社会の実現において重要な一歩になる。物流業界での多様なニーズに対して、現在、国内でのEVの選択肢は少ない状況。我々は国内外でEV開発を進める自動車メーカーと共同開発する事で開発コストを大幅に下げ、市場で求められる機能を取り入れた環境対応型車両の車種の充実を計りたいと考えている」と述べている。

SBSグループは気候変動によるリスクを重要な経営課題と認識し、EVの導入とエコドライブ(省燃費走行)の浸透を推進しながら、脱・炭素社会の実現に向けてグループ全体で取り組んでいくとしている。

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