レンゴーは10月27日、愛媛県東温市で新工場「愛媛東温工場」の建設に着手したと発表した。
新工場は、段ボール製造拠点である松山工場(愛媛県松山市)の敷地が松山外環状道路空港線整備事業により一部収用となるため、同工場の移転を目的として建設するもの。
総額140億円を投じ、東温市の田窪工業団地に延床面積3万2400m2の新工場を建設し、2024年1月の操業開始を予定している。
2024年度完成予定の松山自動車道「東温スマートIC」から200mと物流環境に恵まれた立地で、四国でのグループの連携と供給体制の強化が見込めるほか、太陽光発電設備やLNGサテライト設備などを導入してCO2排出量削減に取り組むとともに、デジタル技術を活用し、生産性の向上を目指すとしている。
■「レンゴー愛媛東温工場」概要
所在地:愛媛県東温市田窪字前川610-5 田窪工業団地
敷地面積:6万5000m2
延床面積:3万2400m2
事業内容:段ボールシート、ケースの製造・販売
総投資額:140億円
操業開始:2024年1月(予定)
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