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経産省/10月の原油輸入量15.7%増、中東依存度94.7%

2022年11月30日/調査・統計

経済産業省が11月30日に発表した10月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1343万kl(前年同月比15.7%増)と15か月連続で前月を上回った。

輸入量の多い順に、アラブ首長国連邦(539万kl、前年同月比32.7%増)、サウジアラビア(502万kl、15.1%増)、クウェート(124万kl、7.1%減)、カタール(70万kl、77.8%増)、アメリカ合衆国(38万kl、前年実績なし)となっている。

中東依存度は94.7%で、前年同月比5.4ポイント増と8か月連続で前年を上回った。

燃料油の生産は1253万kl(3.0%増)と前年を上回った。油種別にみると、ジェット燃料油、軽油、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリンとナフサは前年同月を下回った。

燃料油の在庫は985万kl、前年同月比2.6%減と9か月連続で前年を下回った。

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