鈴与は3月31日、神奈川県川崎市にある日本最大級の物流施設ESR 東扇島ディストリビューションセンター内で鈴与「東扇島第二物流センター」を稼働したと発表した。
＜鈴与「東扇島第二物流センター」 写真提供ESR＞
同センターは、同社が所有する東扇島第一物流センターから2㎞圏内にあり、首都高速や主要幹線道路に優れ、関東全域をはじめ、東日本各地への輸送アクセスに優れた利便性の高いロケーションに立地している。
物流全体の課題としてEC市場の急速な発展、さらには災害等による物流寸断リスクに対する荷主のBCP対策などにより、物流拠点の需要が増加している。同社は、顧客のニーズを捉え第一・第二物流センターを一体運営することで、関東および東日本におけるソリューション強化に繋げていくとしている。
同社では、東扇島第二物流センターの強みとして、首都高速や主要幹線道路へのアクセスに優れたロケーションを生かし、関東エリアへの配送リードタイム短縮につなげ、顧客の販売強化に貢献できることを挙げている。さらに、建物は免震構造で、環境負荷低減に配慮しCASBEE Sランクの認証基準を満たしている点にも触れている。
同社は、同センターにおいて、これらの強みを活かし、化粧品、生活雑貨や EC事業を手がける未客を中心に、様々な物流ニーズに応え、最適な物流サービスを提供していくとしている。
■センター概要
名称：鈴与 東扇島第二物流センター
所在地：神奈川県川崎市川崎区東扇島21
ESR東扇島ディストリビューションセンター7階
営業開始：2023年4月1日
総面積：1万9599m2
