サービスロボットの開発・製造・販売を手がけるロボットバンクは3月19日、製造・物流業等向けに産業用協働型自律走行搬送ロボット(AMR)「StarLift150」と「StarMax200」の販売を開始したと発表した。
「StarLift150」は昇降機能を備えており、荷物を載せた台車(最大150kg)をリフトアップし、目的地まで自動搬送する。
「StarMax200」はシャーシの大型化により大型荷物の搬送に対応した機種で、最大200kgの荷物を積載できる。
両ロボットにはAI技術と経路設計アルゴリズムが組み込まれており、センサーやカメラで環境を認識し、マッピングされたエリア内を障害物を回避しながら自律的に移動する。また、複数のAMRをタスク制御システム(TCS)で統制することにより、経路の再調整やタスクの自動生成を行い、混雑時の待機や再開をスムーズに行うことで、複数ロボット間の干渉を防ぐことができる。
ロボットバンクは、人とロボットが協働する環境の創出を目指しており、少子高齢化による労働力不足といった課題に対応するソリューションを提供。これまでに配膳ロボットや掃除ロボットなどを製品化している。
ロボットバンク/最大600kg運べるAMR「StarLift600」8月から販売