井本商運は5月13日、大手外航船社オリエント オーバーシーズ コンテナ ライン リミテッドとの連携により、十勝港・釧路港と京浜港、小名浜港と京浜港を結ぶ内航フィーダーサービスを開始すると発表した。
サービス開始により、十勝港・釧路港発着の輸出入コンテナ貨物を国際コンテナ戦略港湾である京浜港発着の外航母船サービスに接続することが可能となる。また、小名浜港と京浜港を結ぶサービスは、2020年3月を最後に休止していたが、小名浜港の施設拡充に伴い再開の運びとなった。
既存の苫小牧港・八戸港・釜石港・仙台港などのサービスに加え、顧客により多くの選択肢を提供することで利便性の向上と各港の貨物量増大に寄与する。
持続可能な社会の実現に向けた低炭素輸送の推進、物流の2024年問題に代表される国内輸送の働き方改革への対応・国内長距離輸送の効率化に向けて、道東、南東北と全国を結ぶ国内貨物のモーダルシフト輸送にも積極的に取り組んでいくとしている。
■サービスの概要
寄港開始日：2024年5月17日十勝
2024年5月18日釧路
就航船：100～200TEU 型内航コンテナ船
配船日：週1便 京浜（火）－ 十勝（金）－ 釧路（土） － 京浜（火）
寄港開始日：2024年5月31日 小名浜
就航船：200TEU 型内航コンテナ船
配船日：週1便 京浜（木）－ 小名浜（金）－ 京浜（月）
