日本通運は5月29日、「福岡航空支店 福岡中央ロジスティクスセンター」(福岡市博多区)で、日本アジアハラール協会によるハラール物流認証を取得したと発表した。
和牛の産地である九州では牛肉輸出実績が年々増加傾向にあり、これまでの米国や香港のほか、UAEやムスリムの多い東南アジアでも需要が拡大。5月には、農林水産省がマレーシアに「輸出支援プラットフォーム」を設立するなど、海外での日本産ハラールビーフのニーズの高まりが予想されている。
日本通運は、2019年7月に福岡中央ロジスティクスセンターを竣工し、現在まで九州各地から輸出される生鮮食品を数多く取り扱っており、今後需要の増加が見込まれるハラール製品の輸出に関わる荷主のニーズに応えるため、ハラール物流認証を取得した。
■「福岡中央ロジスティクスセンター」概要
所在地:福岡市博多区榎田2-9-48
倉庫面積:2279.23m2
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