ハコベルは6月3日、「ハコベル配車管理」システムに、実運送者の「請負階層」を入力・管理できる新機能を追加した。
法改正に対応するとともに、配車現場の業務負担軽減にもつなげる。
<実運送体制管理簿のイメージ>
「物流の2024年問題」を背景に、貨物自動車運送事業法の改正により、荷主企業から直接依頼を受けている元請事業者は、下請けを把握する「実運送体制管理簿」の作成が義務化される。
これに対応し、システム上に「請負階層」を入力できるようにし、出力データを加工すれば簡単に管理簿まで作成できるようにした。
多重下請け構造による弊害として、ドライバーの長時間労働や低賃金が問題となる中、運送手配に関わる書類やFAXの煩雑なやりとりをシステム化する。
ハコベル/28万人利用中サービス「トラック簿」をモノフルから事業承継