デカルト・データマインは8月22日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の7月分統計データを発表した。
それによると、7月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万6174TEUと前年から14.3%増加し、4月から4か月連続二桁増加した。
第3国へのトランシップ貨物は、前年比マイナス13.3%(韓国20.4%減、中国11.6%増、台湾13.3%増)と韓国が2割減少し、中国・台湾が2桁増となった。
TS貨物量は昨年4月以降前年比で減少し、TS率は30.4%となり、昨年8月以降前年比で12カ月連続減少した。
日本発母船直航ベースでは前年比32.3%増の3万9186TEUとなり、前年比増は昨年8月から12か月連続。このうち海外からの集荷貨物は92TEUとなり、前年の184TEUから92TEU減少した。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、自動車関連が前年比で24.7%増、農機・建機などを中心とした機械類が12.0%増、タイヤを含むゴム製品が3.4%増、プラスチック製品が17.0%増だった。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL:090-6509-2632
メール:kshimizu@datamyne.jp