商船三井は10月4日、会議および技術を担うグループ子会社であるMOLマリン&エンジニアリング、商船三井オーシャンエキスパート、MOLシップテックを2025年4月付で統合することを決定した。
新会社はデジタル活用を軸としながら、海事・新造船建造コンサル、海事人材訓練、船員サポートから、運行支援・メンテナンスまでシームレスなサービスを提供する。また、商船三井が注力する風力発電関連事業をはじめとする成長事業も支えていく。
効力の発生日は2025年4月1日。存続会社はMOLマリン&エンジニアリングとし、残りの2社を消滅会社とする吸収合併となる。完全子会社間での合併であるため、合併による新株の発行や金銭などの交付は行わないとしている。
■新会社概要(予定)
社名:2025年3月発表
代表者:2025年3月発表
所在地:東京都港区虎ノ門2-1-1
株主:同社100%
営業開始:2025年4月1日
■合併の当事会社概要
社名:MOLマリン&エンジニアリング
代表者:代表取締役社長 菊地 和彦
所在地:東京都港区虎ノ門2-1-1
株主:同社100%
事業内容:海事コンサルティング事業、ケーブル船事業、海技訓練事業、オフショア船訓練事業、洋上風力事業、オンサイト事業
資本金:1億円
設立:1988年
社名:商船三井オーシャンエキスパート
代表者:代表取締役社長 瀧口 慎吾
所在地:東京都港区虎ノ門2-1-1
株主:同社100%
事業内容:船員派遣事業、海技技能者派遣事業、海事代理事業
資本金:1億円
設立:1937年
社名:MOLシップテック
代表者:代表取締役社長 穴田 祐二
所在地:東京都港区虎ノ門2-1-1
株主:同社100%
事業内容:新造船建造監理事業、設計コンサルティング事業
資本金:5000万円
設立:1974年