RAXグループ(本社:モナコ)の100%子会社、RAX Solutionsは1月8日、小型商品に特化した自動倉庫「rBox」が、アルプス物流の神奈川県と埼玉県の2拠点で採用されることが決まったと発表した。
大幅な保管効率の向上が見込まれ、2025年秋の稼働に向け準備している。
「rBox」の特徴は、名刺箱から靴箱程度までの箱商品や、それらと同サイズの専用箱に収まる小型商品に特化し、指示を出した順に入出庫できる点。
注文中の全品点数がピッキングされ、作業者または直接出荷カートンへ払出しされる。
例えば、コンタクトレンズや化粧品などのEコマースや、小瓶や電子部品、スペアパーツなどの小さな物を在庫管理から出荷工程まで扱う物流拠点での利用に向いているという。
アルプス物流では、小さな箱単位で保管できることや、WMSから印刷された出荷指示書の順にコンベア上へ商品を払出しできることが決め手となり、採用。
必要耐荷重が平米600~800kg程度と軽く、物流倉庫に設置しやすかったことも後押しになったとしている。
■RAX Solutions
https://www.rax-solutions.com/jp-home/
アルプス物流/12月17日をもって東証プライム市場の上場廃止