日本通運は2月27日、2024年度(1~12月)の内航海上輸送サービス取り扱い実績を公表した。
それによると、取扱数は12フィートコンテナが9万5549個(前年比8.41%減)、トレーラ台数が7万8520台(4.91%増)で、12フィートコンテナ換算では33万1109個(0.69%増)となった。積載率は92.3%だった。
航路別では、「東京-北海道」が21万7748個(47個増)で積載率91.7%、「東京-九州・瀬戸内」は11万3361個 (2210個増)で積載率93.5%だった。
概況としては、「物流の2024年問題」によるトラックから内航への相当量の貨物流入が予測されたものの一部貨物にとどまり、消費需要の長期低迷や燃油価格の高騰も影響した。
2025年度も国内定期船部が主体となってNXグループのネットワークを強化、国内RORO船貨物の拡販を進める。
日本通運、神奈川臨海鉄道/日産アリアの部品を日産栃木工場へ鉄道輸送