プライムライフテクノロジーズ(PLT)とPLTグループ住宅3社(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)は7月24日、各社の輸送協力会社19社の車両相互活用をはじめとする物流効率化により、年間のCO2排出量を26トン削減したと発表した。
住宅3社は全国に合計14か所の生産拠点と85か所の物流拠点があり、「地産地消(生産拠点の最適化)」「物流拠点の共同化(ドライバー負担の軽減)」「輸送の効率化(空車回送の削減)」などに取り組んでいる。
「物流拠点の共同化」では、パナソニックホームズ湖東工場(滋賀県東近江市)から愛知県東部エリアへの輸送でトヨタホーム春日井事業所(愛知県春日井市)を中継デポとして活用することなどにより、ドライバーの拘束時間やトラック台数を削減。
<パナソニックホームズ湖東工場内イメージ>
「地産地消」では、大型部材の生産を3社の生産・物流拠点を共同活用して建築予定地最寄りの拠点で生産することで、長距離輸送を減少させている。
プライムライフテクノロジーズは、2020年1月にパナソニックとトヨタ自動車が設立。現在は三井物産を加えた3社が株主となっており、物流倉庫や商業施設、宿泊施設の事業提案などを手掛けている。
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