日本ベネックスは11月5日、吉田海運ロジソリューションズが福岡県糟屋郡久山町開発した物流施設「YKW久山久原」の屋根に、約3.7MWの太陽光発電所を設置し、運転を開始したと発表した。両社での協業は、初の取り組みとなる。
同発電所は、吉田海運ロジソリューションズが開発した物流施設の屋根を賃借し、オンサイトPPA・全量FIP売電の2つの発電所を設置したもの。
太陽電池容量はオンサイトPPA約0.5MW、全量FIP約3.1MWで合計約3.7MW。全量FIP部分の年間発電量は約347万kWhを見込んでおり、屋根借り方式の太陽光発電設備としては、九州最大級となるという(同社調べ)。
今回の稼働により、日本ベネックスが保有する自社発電所は52件(合計出力約70.2MW)となり、このうち物流施設の屋根借り太陽光発電所は35件(合計出力約61.3MW)、FIP太陽光発電所は27件(合計出力約49.3MW)となる。
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