大和ハウス工業/茨城県つくば市で7.4万m2のマルチテナント型施設を着工、冷凍冷蔵にも対応

2025年11月19日/物流施設

大和ハウス工業は11月20日、茨城県つくば市で、コールドチェーンに対応できるマルチテナント型物流施設「DPLつくば中央II」に着工する。

<イメージパース>
20251119daiwa1 - 大和ハウス工業/茨城県つくば市で7.4万m2のマルチテナント型施設を着工、冷凍冷蔵にも対応

施設は筑波西部工業団地内に立地し、2階建て、延床面積は7万4043.69m2。2023年5月に竣工した4階建て、9万4612.86m2の「DPLつくば中央」に続く2棟目となる。

低温管理が必要な冷凍食品や生鮮食品、医薬品など、高まるコールドチェーン需要に合わせ、5℃からマイナス25℃まで温度管理ができる冷凍・冷蔵設備に変更可能な仕様とする計画だ。

庫内の有効高さを6.5m取ることで、冷凍冷蔵設備を採用しても通常のラックを3段積み重ねられるという。

<広域地図(左)と詳細地図(右)>
20251119daiwa2 - 大和ハウス工業/茨城県つくば市で7.4万m2のマルチテナント型施設を着工、冷凍冷蔵にも対応

東京都心から約50km圏内に位置する交通アクセスの良さも特長。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「つくば中央IC」から約1.7km、常磐自動車道「矢田部IC」から約5.8kmと、広域配送拠点に適している。

つくばエクスプレスの「研究学園駅」や「万博記念公園駅」を結ぶ、つくば市コミュニティバスの停留所から徒歩4分のため、従業員の雇用面でも好立地にある。

また、普通乗用車153台分の駐車場や、50台分の駐輪場を用意するなど、働く環境を整備。従業員専用の保育施設も施設内に完備する。

このほか、屋上に太陽光発電システム(2000kW)を設置する予定で、BELSの最高ランク6つ星の取得とZEB Ready以上の基準達成を目指している。

■施設概要
名称:DPLつくば中央II
所在地:茨城県つくば市御幸が丘2
交通:圏央道「つくば中央IC」から約1.7km、常磐自動車道「矢田部IC」から約5.8km
敷地面積:6万400.59m2(1万8271.17坪)
延床面積:7万4043.69m2(2万2398.21坪)
賃貸面積:6万4017.14m2(1万9365.18坪)
入居テナント数:最大8テナント(1区画約6900m2~)
構造・規模:鉄骨造、耐震構造、地上2階建て、床荷重1.5t/m2、梁下有効高さ6.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計:フクダ・アンド・パートナーズ
施工:淺沼組
着工:2025年11月20日
竣工予定:2027年6月30日
入居予定:2027年7月1日

大和ハウス工業/埼玉県加須市に12.1万m2のマルチテナント型物流施設着工

関連記事

マルチテナント型に関する最新ニュース

一覧を見る

大和ハウス工業に関する最新ニュース

一覧を見る

茨城県に関する最新ニュース

一覧を見る

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース