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DHLサプライチェーン/大阪市住之江区に5.5万m2のロジスティクスセンター起工

2025年05月20日/物流施設

DHLサプライチェーンは5月20日、大阪市住之江区の南港エリアに新設する「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を行ったと発表した。2027年初旬に竣工の予定。

<DHL大阪ロジスティクスセンター完成予想図(外観)>20250520dhl1 - DHLサプライチェーン/大阪市住之江区に5.5万m2のロジスティクスセンター起工

DHL大阪ロジスティクスセンターは地上4階建て、延床面積約5万5700m2。テクノロジーセクターと保守部品の物流を中心に、高度な物流ニーズに先進的なソリューションで応えるマルチユーザー型の施設となる。

所在地は、阪神高速道路4号湾岸線・南港中ICから約1kmに位置し、大阪中心部や関西国際空港へのアクセスにも優れた戦略的立地となっている。

設計は環境に配慮し、倉庫やオフィスに電力を供給する太陽光発電設備、電力網の安定性を維持するバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)、商用車と乗用車向け電気自動車の充電設備、雨水の再利用設備、エネルギー効率を最適化するためのモーションセンサー付きLED照明等の設備を備える。

米国グリーンビルディング協会が運営する国際的な環境認証制度「LEED認証」のゴールド取得も目指している。

<起工式(5月14日)の集合写真>20250520dhl2 - DHLサプライチェーン/大阪市住之江区に5.5万m2のロジスティクスセンター起工

なお、この施設は西日本地域における物流体制を強化するDHLサプライチェーンの中核拠点として設けるもの。今後、関西圏と西日本全体のサプライチェーンを最適化し、2030年までに事業規模を倍増させるという目標に向かう。

■施設概要
所在地:大阪市住之江区
構造:地上4階建て
延床面積:約5万5700m2(1万7000坪)

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