首都圏物流グループは10月27日、長野県に新たな物流拠点「長野センター」を開設した。今年開設した「金沢センター」「名古屋センター」に続く戦略的拠点で、全国ネットワークの強化を目的とする。
長野センターは、日本海側と太平洋側の主要拠点、また首都圏をつなぐネットワークの結節点となる。東西の要として輸送ルートを複線化でき、災害時などには事業継続性(BCP)も向上する。
さらには、トラックドライバーのための宿泊施設やシャワールームを併設。長距離輸送の中継拠点として、深刻化する物流業界の2024年問題を解決するため、トラックドライバーの労働環境を改善する。
幹線輸送だけでなく長野県内の集配拠点として、地元企業のビジネスを物流面から支援し、地域経済の発展にもつなげる。
首都圏物流グループは、これまでの東日本エリアを中心とした輸配送ネットワークを、西日本エリアへ強化・拡充していく姿勢。
■センター概要
名称:首都圏物流 長野センター
所在地:長野県長野市若里3-21-14
営業開始:2025年10月27日
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