ロート製薬、Haleonジャパン、東陽倉庫、ミルボンは12月24日、東京都内で開催された「令和7年度 グリーン物流パートナーシップ会議 物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、「物流構造改革表彰」を共同受賞した。
＜表彰式の様子。左から、東陽倉庫 山本昭人 東京営業本部長、ミルボン 鴻池一信 生産本部長、経済産業省商務・サービスグループ 浅井俊隆 審議官、ロート製薬 瀬木英俊 社長、Haleonジャパン 金永東 North Asia Quality and Supply Chainリード＞
従来より効率的な輸送に取り組んできた4社は、より一層の効率化へ向け、製造拠点と倉庫間をリレー方式でつなぐ輸送方法を検討してきた。これは、配送ルートの共通性があったことによるものだ。
パレットサイズ、輸送量、製品安全性の問題など、各社のさまざまな制約条件をクリアするため、共同輸送に適した製品選定、積載技術の検証、品質テストを実施。積載効率の最大化、ドライバースイッチ等、長距離輸送でも過負荷なく運行できる体制を構築した。
この取り組みによる輸送効率の最大化は、環境負荷低減、ドライバーの働き方改革など、持続可能なサプライチェーンの形成に貢献するものだとしている。
共同配送／ミルボン、ロート製薬、Haleonジャパンが協業、コスト削減18.4%
